はじめに
市販では販売されていない100Vの2極スイッチを特注した話をします。
最初に伝えておくと、自分はトンデモ科学やスピ系の話があまり好きではありません。
もちろん、誰かが主張していることをわざわざ否定したりもしませんが。
科学的に正しいものは正しい。グレーな部分は仮説をたてて立証して、できるだけ数値で表現しようというスタンスです。
今回の100Vの両切スイッチ製作も、端的にいうと「電場」への対策です。
はるか昔に電場について書いた記事がありましたね、、。

電場は何に影響を及ぼしそう?
電場とは、「電気の力がはたらく空間」のこと。
そして電場が発生している空間は、「力をかける準備」ができている状態。
しかし、電場は何も触れなくても「放電しやすい空間」であるとも言える。
とすると、負荷がなかったとしても、電圧がかかっている場所には、何かしらの影響があるのではないか、とも考えられる。
結論からいうと、これらが音や生活まわりのもろもろ(埃がたまりやすくなったりとか)に影響を与える可能性があるのでは、という超個人的な仮説。
① 静電気(帯電現象)
- セーターを脱ぐときに「パチッ」となるのは、体や衣服に電荷がたまっていて、周囲に電場が発生しているから。
- 指を近づけるだけで空気中に放電が起こるのは、その電場が空気分子を電離(イオン化)してるため。
- つまり、電場は何も触れなくても「放電しやすい空間」を作ってしまう。
② 誘電分極(絶縁体の中の変化)
- 絶縁体(ガラス、プラスチックなど)に電場がかかると、中の分子がわずかにズレる(=分極)。
- これは「コンデンサ」の仕組みや、コピー機・プリンタの「トナーを紙にくっつける」仕組みに使われている。
③ 静電誘導(導体の中での電荷の偏り)
- 導体(金属など)に電場がかかると、表面に電荷が移動する。
- 触れていなくても、電場によって内部の電荷配置が変化する。
④ 生体への影響
- 弱い電場でも、生体の神経や細胞に微弱な電流を誘導することがある。
- 例:医療機器のTENS(低周波治療器)や、脳波と電場の関係の研究など。
効果があるのかないのか全くわからないけど、「不要な時には不要な電圧を生じさせない」というコンセプトでやってみようと考えました。
アースの取れないスタンディングデスク
アースが取れている機器は、電場を発生する家電などであっても、接地側に電荷が落ちていくので、電場強度は接地前と比較して低くなります。
しかし、アース端子のない機器、電線の周囲は電場強度が高くなります。
今回自分がためそうと考えたのは、スタンディングデスクのFlexiSpot E7。
リモートワークなので、立ったり座ったりする時に、デスクを昇降させます。
中にモーターがあるのですが(定格電力不明)、おそらく作動時は300W-400W程度かなと。
動作させていない際の電場強度は机の上で測定して「112V/m」でした。
OAタップ側にはスイッチをつけていて、それをオフにした状態で測定しました。
スイッチをオフにしているのになぜ電圧がかかるのか?
以下がイメージ図です。
間違っていた場合はすみません。

それがこうなりました。
これを使う前後で対象エリアの電場は112V/mから0V/mになりました、すげぇ、、。

実際どんなもんができたのか?
これです。
スイッチはいわゆるコタツのやつですねw

自分はあまり手先が器用ではないので、上のポンチ絵をもとにとあるところに製作をお願いいたしました。
使えるスイッチは現状これしかないと思います。
完璧なものを作っていただきました。
気になる方がいたらご連絡ください。
さいごに
空気中の112V/mの電界、これがどのくらいのエネルギーなのかってイメージなんですけど、
電界 E = 112 V/m のとき、空間に蓄えられるエネルギー密度(電場エネルギー密度)は以下の式で表されます:
u = (1/2) × ε₀ × E²
ここで、ε₀ = 8.85 × 10⁻¹² F/m(真空の誘電率)なので:
u = (1/2) × 8.85 × 10⁻¹² × (112)²
≒ 5.56 × 10⁻⁸ J/m³
つまり、1立方メートルの空気に含まれる電場エネルギーは、0.000000056J。
米粒1粒を温めるのも難しいくらいのレベル、、、、、、
それに固執するのはもはや狂人レベル、、、
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