はじめに
慢性疲労とか慢性疼痛、不定愁訴にも板が付いてくると、効果があるかどうかもわからない、トンデモ科学寄りの原因を疑い始めますよね。
そのひとつに「電磁波」ってのがあると思う。そんで、それが原因で現れた症状が「電磁波過敏症」と言われてるね。
今回は、電磁波過敏症の実際、そしてその対策について書いてみようと思う。
ちなみに、今回の記事で、電磁波の測定や低減方法について書いていく。測定された数値や低減された数値は事実だけど、身体の症状に効果があるかどうかはわからない。ワイ自身も身を持って立証中やからね。
それに、いろいろな意味でフラットな立場で続けているブログなので、、、。
そもそも電磁波って何?
電場と磁場の変化を伝搬する波(波動)。電気工学を少し学んだ人ならご存知かもしれないが、お互いに作用しながら波を作っていくんだね。
で、実際にエビデンスはあるの?
現時点では電磁波と各種不定愁訴や病気の間に、明確な因果関係は明らかになっていない。総務省の管轄なので、以下のページなどで国の見解が示されているね。
ただ、日本では許認可がおりているけど、海外でリスク視されているものって結構あるよね。口腔界隈のアマルガムとか。あとは異種金属によるガルバニウム電流の問題とかね。
しかし、電磁波過敏を訴える患者
しかしながら、実際に皮膚症状(発赤、チクチク感、灼熱感)、神経衰弱庄、自律神経系症状(倦怠感、疲労感、集中困難、めまい、吐き気、動機、消化不良)などの症状を訴える患者はいるんだよね。
ツイッターで検索してみると、生の声がいろいろとでてくると思う。
まずはやってみよう
もしかしたらワンチャン不定愁訴撲滅につながるかもしれないからね。まずは何か対策をしてみよう。
対策は大きく分けて2つある。1つは発生源への対策による電磁波の抑制。2つ目は帯電した身体から電気を逃してやること。
1.発生源への対策
今回の対策場所はPC周りね。
デスクトップパソコンとスピーカーと携帯充電器が100V電源に接続されていて、PCのUSBポートを介して、小物系電気製品に電気がいっている。
(写真の日時がタイムスリップしているのはワイが懐古厨だからや、きにしないでくれ)
計測器でデスクトップ前で計測してみると電場:180V/m、磁場:2.5mG。
ちなみにスウェーデンでは、電場基準:25V/m以下. 磁場基準:2.5mGとなっているのね。
ここまで言えることは、電磁波が身体に影響があるか分からないが、少なくともワイのPC周りはスウェーデン基準でいうと、かなりアウトということだ。
この数値を下げるためにどうするのかっていうと、アース(接地)をすること。この説明をし始めると長くなるので、簡単にいうと、アースをすること、不要な電気を地面に逃してやることができる。
コンセントのピンが三本ついているやつとかありますよね。その一本分がアース用なんです。水回りは感電しやすいので基本的に接地が法令で義務づけられていますね。でも、PCとかはそのままのことも多いので、今回はちゃんと接地してあげようということなんです。
今回は、こんなものを使いました。変換プラグとアース用の緑色電線ですね。プラグはP社製のものが優秀。電線は住電日立 IV 1.6の切り売りを20m発注しました。
そんで、集約したコンセントの接地端子と住居についてる接地端子をつないでやる。それで改めて測ってみると、、、
どや!!!!!!!!!
電場:23V/m、磁場:1.0mG。
このような対策ができない時は、コンセントに繋いだ機器周辺の電場はかなり高くなるので、長時間身体の近くに置くこと(例えば、携帯の充電をしながらねるとか)は避けておいた方がいいかも。
ついでにスピーカーのノイズリダクション作用があり、音質も良くなった笑
2.自分の身体への対策
2つ目の対策を書くね。自分の身体に溜まった電気は、機器同様にアースしてやると地面に逃げていく。なので、いちばん良いのは地面に裸足で立つこと。(ちょっとスピ感強目だけど物理的には間違ってない)
だけど、忙しい現代人。なかなか裸足で立つなんてできないよね。そんな時にはこういう製品がある。
同じようにアースにつなげて使うものだが、マットタイプのもの、枕カバーやシーツタイプのものがある。これをつなげて、この製品に触れると、電気的には、地面に触れているのと同じ効果がある。メーカーとしてはここが一番有名みたいだ。
ペンダントや小物系の効果はあるの?
これは正直オカルトやスピの世界に片足つっこんでいると思うので、わかりません。著名なペンダントをPCの前に置いて、電場の測定をしたけど、数値は変わらんかった。一応問い合わせたら、以下のような回答があったよ。
***は、通常の低周波はほとんど吸収しませんのでメーターで電磁波強度を測定しても、減衰は全く観察されません。
電磁波防御効果の証明には、脳波(α波)測定しかありません。がその電磁波が体に害があると判断すると、その結果を脳波の変化として発信します。脳波の中のα波の割合(脳波の全スペクトル中の割合)が指標で、これが100%であればその電磁波は身体に害がないと判断した証拠です。
通常の電磁波には身体に害のあるノイズがありますので、これが生体波動を乱し、ホルモン系を狂わせますので、α波=0%となり、強度の電磁波ストレスを発生させます。***電磁波防御商品ではα波=100%となりますので、電磁波を身体に害にない電磁波に変調していることを示しています。
さいごに
最初に書いたように、測定された数値や低減された数値は事実だけど、身体の症状に効果があるかどうかはわからない。ワイ自身も身を持って立証中やからね。でも、PC前にいる時の耳障りなノイズのようなものは低減された実感はある、少なくとも。
それではまた!!何かあれば気軽にご連絡くださると嬉しいな。
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