ちょっと遅くなりましたが、2024年に買ったプラグインを少し紹介してみます。
ハード編は少し前に書いたので。
DTMを始めた2年前は相当いろんなものを買ってきましたが、8割がた使ってない気がします 涙
あんまりブログに書いていあることとか、案件ものの動画に踊らされない方が良いなと。もちろんこの記事も例外ではないので、購入される時は自己責任で。
1.Neutron 5(i ZOTOPE)
言わずと知れたi ZOTOPEのミックス関係のプラグインです。全11種類のプラグインが搭載されたものですね。
個人的には、トランジェントシェイパーとコンプ、フェーズ、スカルプターを良く使っています。
購入リンク;
2.KICK3(Sonic Academy)
音がバリ良いです。特徴としては以下のような感じです。
サンプルを使わずにゼロから高品質なキックをデザインできるプラグイン。←え、こんなことできるの?って感じです。
他には、3つのレイヤー(サイン波ベースのボディ、クリックサンプル、外部サンプル)を組み合わせ、EQやディストーション、コンプレッションなどのエフェクトなどなど。
どんなジャンルでもいけそうです。
ちなみに、キックだけでなく、スネアなどのプリセットもありますね。
ダンスミュージックはもちるんですが、個人的には生音系の音にも混ぜたり置き換えたりしてます。
前はBFDのキックにFosfatでサイン波をバスドラに混ぜたりしていたんですが、KICK3を活用した方が音が前に出てくる感じがします。
なので、当面はこれを使ってみようと思います。
あとは、手持ちのサンプルをブッ込めば、どんな波形をしているか一発でわかるので、分析するのにも役立ちそうです。自分はこの辺が弱いので勉強になります。
3.Gullfoss(Soundtheory)
自動イコライザー・プラグイン。
このプラグインは、入力されたオーディオ信号を解析し、1秒間に300回以上の頻度でリアルタイムに音質を調整するらしいです。なのでめっちゃ重いです。
結果、華厳の滝の前にいるようなマイナスイオン出まくりのような音がでます。詳しいアルゴリズムは分からないのですが、ピンクノイズミックス系のコンセプトに基づいているようです。(ピンクノイズ警察の人は突っ込まないでください、、)
ちなみに、マスター用と各トラック用があって、使い分けることができます。ボーカルバスに入れてもいい感じでした。ただむっちゃ重いです。(2回目)
4.M-Clarity 2(Techivation)
動的なレゾナンス抑制プラグイン。
ミックス内のこもりや濁り、耳障りな音を効果的に除去してくれます。低域から中域(20Hz~6kHz)における問題のあるレゾナンスを検出し、リアルタイムで抑制します。
ディエッサーとの大きな違いはターゲットの帯域なんですね、たぶん。
これもAI機能があるので、すごく楽です。
ボーカルにはAIディエッサーと合わせて使ったり、バスに単体で使ったりします。
レッスンをしていただいているSAWさんがTechivationの公式アーティストとなられt
5.TONEX
AI Machine Modeling技術: AIを活用して、実際のアンプやペダルのサウンドを高精度にモデリング。
ケンパーみたいなもんですかね。とにかく色んな音がだせます。ライブだとちょっと分からないんですが、宅録レベルなら十分です。
サードパーティ性のプリセットも売っていて、自分はTone Junkie Storeというところからいくつか買ってみました。
ジョンメイヤー的なサウンドを探していたんですが、プリセットの中にいくつかハマるのがあって、好んで使っています。
Amplitubeで音作りを細かくするのが正直あんまり好きではなく、時間もとられるので、こういうのは便利ですね。
6.インパルスレスポンス(IR)(Tacosounds)
7.Blackhole(Eventide)
アンビエントなサウンドスケープや映画音楽の制作に向いてそうなリバーブです。
StrymonのBigSkyは実機もプラグイン(知られてないけど実はある)も持っていて、なんか似た感じのが欲しかったんですが、これは良かったです。
好きな人は好き、って感じのサウンドですね。
購入リンク:
8.Neo-Soul Keys(Gospel Musicians)
エレピ音源で、特にネオソウルやR&B、ジャズなどのジャンルで高品質なサウンドです。
個人的にはすごく好きです。めちゃくちゃ今っぽい感じのエレピです。エレピも色んなところから出てると思うんですが、
Rhodes Mark〜、Wurlitzer、CP-70 / CP-80 を、オムニスフィア音源と比較した感じだと、Gospel Musiciansの方が今っぽくて軽い感じ、オムニスフィアは重くて本格的な感じ(超個人的な感想でうs)でした。
他にもアナログモデリングのシンセもいっぱい出してて比較的安いので、あんまり有名ではないかもしれませんがおすすめです。
奏法の解説もしているので、ぜひみてみてください。最高におもろいです。とくにminor9thの回が最高です。
9.NFuse(Kiive Audio)
Kiive AudioのNFuseは、Neve Master Bus TransformerとSSL Fusionの特性を組み合わせたバスプロセッサープラグイン。
音が滑らかーになります。
通常価格が$199.99。
実機で買うと以下の値段です 笑
Neve Master Bus Transformer(MBT):
- 価格: 約627,000円(税込)
SSL Fusion:
- 価格: 約349,800円(税込)
youtubeでもどっちがいいかの論争が英語で繰り広げられてましたが、結論、わかる人にはわかるって感じみたいですね。多分実機の方がいいんでしょう。
それでも、似た傾向のサウンドを低価格で作れるのは大きいですよね。いじってて楽しいです。
他の製品もアナログ感に満ちていて最高です。
ちなみにサポートもすごくよくて高品質です。
気のいい少数精鋭のエンジニアがやってるんだなーって感じで個人的にはすごく好印象のメーカーです。
基本的にはi ZOTOPEのアルゴリズムがすごいと思うんですけど、色をつける、という感じではないと思うので、たまにこういうのを使って遊ぶと楽しいという感じですね。
Softube製品もそんな感じで使ってます。
10.NutaanさんのAbleton Rack(現在は無料配布中とのことです)
僕は音をニカ的な観点やダンスミュージック的な観点でデザインしたり加工したりする発想が苦手なんです(勉強中)。
例えば、グリッジとかフィルター関係とかピッチ関係とか、サンプリング関係とか、レゾネーターとかそういうやつですね。聞くのは大好きなんですけど、どうやってるんだろうと、、
そんな音を作れるようなRackをお知り合いのNutaanさんが無料配布されていたので、これをみた方はぜひ、、。
内容は私が説明するより、うりなみ師匠(僕が勝手に呼ばせていただいております、、おしかけ弟子みたいなものですね)の記事を見てみてください。
https://murinaikurashi.com/random-slice-simpler-by-nutaan/
Nutaanさんnote
NutaanさんX
まとめ
お金はよく考えて、必要なものに使いましょう。
また、Part2を書く予定です。
それでは。
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